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品番/GNZT-7017
価格/4410円(税込)・4200円(税抜)

好評発売中!


今年は彼が急逝してから35周年と言う節目の年であり、また中国では「李小龍傳奇」と言う長篇テレビドラマが製作され、世界中の注目を集めるなど命日の7月20日に向けて、日本国内でも少しずつ盛り上がりを見せている。そんな中、ブルース・リー エンタープライズ(ブルース・リーの実娘シャノン・リーによる肖像権管理会社)公認イラストレーターである菅原芳人氏の完全描き下ろしイラスト集を企画。菅原氏はブルース・リーをはじめ仮面ライダー、ゼブラーマン、松田優作、川口浩(DVD-BOX)など数多くを手がけたイラストレーターであり、現在最も注目される一人である。彼が描くと言うことと、中村頼永氏(IUMA日本振藩國術館代表)監修ということで、ブルース・リー エンタープライズも本企画を快諾。世界で初めての公式イラスト集企画となった。

『INSPIRE!:BRUCE LEE
〜Yoshihito Sugahara Artwork〜』に寄せて

圧倒的な才能

子供の頃から絵が得意だった。(いや、菅原芳人氏の話ではなく私の話である)学年に2〜3人いる<絵の上手な子>で、賞もたくさんもらった。
大人になってからも気が向くと絵を描いた。……作画作業中の菅原芳人氏を見るまでは。...続きを読む

東山魁夷と菅原芳人

 東山魁夷といえば、我が国を代表する日本画家だが、菅原氏の作品を拝見してい ると、なぜかこの名匠の絵を思い出してならない。...続きを読む

商品内容

● イラストレーター菅原芳人(すがはら よしひと)氏の描き下ろしイラストを縦33.3cm横24.1cm(ほぼB4サイズ)の厚手の高級ボード紙に印刷。それぞれのイラストは綴じられることなく特製パッケージに収納。
● 幻の映画企画「細鳳(サイフォン)」や「自宅でトレーニングをするブルース・リー」など見たかったけれど見ることの出来ないシーン厳選15点を収録!!!
● シリアルナンバー入り限定生産3500組!!!
※シリアルナンバーのご希望には添えません


ブルース・リーの実娘
シャノン・リー

●e-shopオリジナル特典「缶バッジ」付!


発売元:潟[イリブ  販売元:ジェネオン エンタテインメント
菅原芳人HP:http://www4.point.ne.jp/bassara/
(c)2008 Bruce Lee Enterprises,LLC.

菅原芳人計画

菅原芳人のイラストによる、
仮面ライダーやウルトラマンなどのTシャツ絶賛発売中!

『INSPIRE!:BRUCE LEE 〜Yoshihito Sugahara Artwork〜』 に寄せて

圧倒的な才能

 子供の頃から絵が得意だった。(いや、菅原芳人氏の話ではなく私の話である)学年に2〜3人いる<絵の上手な子>で、賞もたくさんもらった。大人になってからも気が向くと絵を描いた。……作画作業中の菅原芳人氏を見るまでは。

 初めて絵を描いている彼を見た時、彼はプリントの余白に鉛筆で落書きをしていた。最初に小さく人間の指先を描き、そしてそのまま腕、肩、頭、胴体、足と、アッという間に描き進めた。出来上がったのはイキイキと動きのあるポーズをとったスーツ姿の男性の全身で、表情や洋服のしわなどの細かいディテールも見事だった。バランスを取りながらまず全体を大雑把に描き、その後で細かい部分を描き込んでいくという手順で絵を描いていた私にとって、いきなり細かい部分から何もかも一気に一発で描き上げる彼の描き方は衝撃的だった。また、指先から描き始めたことも非常に興味深く、聞いてみたところ「たまたま今は指先から描いただけで、どこから描いても同じ。頭の中で既に出来上がっているから」との返事。私には未知の感覚であった。
 面で描くときも同じで、真っ白い紙に最初の一筆を入れる前から、彼の頭の中には揺るぎないビジュアルがある。だからこそ、写真も映像も存在しないビジュアルを、まるで見たかのように描き上げることができるのだ。そしてそのビジュアルは決して塗り重ねて完成に近づくのではなく、最小限の面を刻んで描かれる。選び抜かれた一筆一筆は、そのどれもが最も効果的な場所に最も効果的なカタチで配され、無駄がない。
 迷いのない手さばきは完成品からも伺い知ることができるが、実際に目の前で見ると想像していたよりもずっと速い。
 その才能は圧倒的である。私がどんなに鍛錬して腕を上げても絶対に追いつくことはできない。なぜならたとえ遥か彼方であろうとも、彼は私の延長線上にはいないのだ。
 戦意?喪失した私は以来18年、完全に<観る側>の人間になって菅原芳人氏の作品を楽しんでいる。

山岡孝一(デザイナー)

東山魁夷と菅原芳人

 東山魁夷といえば、我が国を代表する日本画家だが、菅原氏の作品を拝見していると、なぜかこの名匠の絵を思い出してならない。
 1950年に東山氏が発表した「道」は、風景画に新風を巻き込んだ傑作として当時高く評価され、今も語り草の名画だが、菅原氏描くところの一連のブルース・リーの絵を俯瞰していると、初めて「道」を目にしたときと、ある種、共通の想いにとらわれる。“郷愁”という言葉を連想させるそれは、初見にも拘らずかつてそれを見たデジャビュ感を抱かせるという点において、「道」に限りなく近い。特に今回の「細鳳(サイフォン)」は、ブルース・リーこと李小龍自身が夢見て果たせなかった、幻の映像の具現化であり、何人たりとも目にしたことなどあり得ぬはずなのに、どこか懐かしい。また、一見、写実的に描き込まれているように見え乍ら、その実、単純化に細心の注意がはらわれているという点においても、両者に相通じるものを感じる。
 この感想が的確か否かは、美術評論家ではない筆者には判らぬものの、少なくとも、筆者にとって“菅原芳人”という名前が、東山魁夷を想起させるに足る、現代のアーティストである事実だけは確かだ。

宮尾圭助(ライター)

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